mailinspector’s blog

安全なメールへのご案内

メール-c. メール攻撃タイプ

今日は

メールを利用した攻撃についてご説明いたします。

まず、日本のJ社にも3.8億円の被害を与えたセキュリティ事故は、

偽装メールを発端とし、メール監視による取引内容の盗聴、正規の請求書の模倣が行われることにより、搾取されました。

これは、いくつもの詐欺行為が、複合的に行われたセキュリティ事故でした。

一つでも防御出来ていたら、搾取されなかったかもしれません。

それでは、メールを利用した主な攻撃タイプを見てみましょう。

メール攻撃タイプ

▶大量のスパムメールを送信する事で、メールサーバーに高負荷をかけ、正常なメールの処理を妨害させる手法です。

比較的昔の手法ですが、依然として注意しなければならないタイプです。

公私を問わず、仕事でメールをよく使う人ほど注意しなければなりません。

f:id:mailinspector:20211112165356p:plain

▶ また個人や企業のEメールIDをハッキングするタイプです。

国内J社で3.5億円の損害を与えた、まさにそのタイプ!

J社に届くメールを盗聴し、その取引先になりすまし、取引代金を横取りして損害を与えました。

盗聴されたメールから、請求書のフォーマットまで奪われ、いつも通りの請求メールが来れば、一担当者が見破ることは困難です。

その為、各業務が切り分けられている大企業では、見つかるまで時間がかかり、二次、三次被害が発生し、被害額も大きくなります。

明確なセキュリティ対策がなく放置すると、見つけるのは非常に困難だということです。

メール攻撃タイプ

▶類似ドメインを利用して、正規のアドレスと誤認させ、メールの開封を誘導します。

既存のドメインと非常に類似したドメインを作り、巧妙に錯覚させることにより、

被害を与えるタイプです。

ドメイン自体は実在する正常なドメインであるため、スパム処理できません。

だからこそ、セキュリティチェックが甘いなら、メールの開封前に、目視でもしっかりと確認しなければなりません。

メール攻撃タイプ

▶フィッシングサイトのURLや悪性ファイルを添付するタイプです。

受信者が興味を持つ、関連性の高い内容で構成したメールを送りつけ、

フィッシングサイトのURLや悪性ファイルをクリックすると感染するタイプです。

特に最近では、コロナ禍の中、その情報を欲する心理につけこみ、被害が急増しています。

被害を受けた、悪性Eメールのうち、添付ファイルにマルウェアを埋め込んだタイプが86.4%と最も圧倒的であり、

2位はリンクフィッシングは7.3%、3位はリンクマルウエアで3.2%あります。

________________________________________

 

主にメール攻撃とは、このような手法を利用した攻撃を指します。

続いて、別の攻撃タイプをご紹介します。

 

ありがとうございます。

 

 

#メールセキュリティ #セキュリティソフト #レシーブガード #新種 #悪性コード検出、#詐欺メール #遮断 #なりすまし #類似ドメイン #メール検査、#メール安全性検査 #メールセキュリティ確認 #安全性確認、#メールサイバー攻撃 #メールハッキング #メール安全保障 #セキュリティ強化 #セキュリティ対策#メールセキュリティコンサルティング、#メール安全強化、#サイバーセキュリティ、#サイバー侵害事故、#ラムサムウェア、#ハッキング、#セキュリティシステム点検、#電子メールセキュリティシステム、#個人情報保護、#情報保護